河原あずの「イベログ」

コミュニティ・アクセラレーター 河原あず(東京カルチャーカルチャー)が、イベント、ミートアップ、コミュニティ運営で日々考えることを記録してます。

河原あずのイベントブログ=「イベログ」はじめます。

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河原あずといいます。ニフティが渋谷で運営するイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー(カルカル)」を拠点にイベント屋をしてます。2008年4月から2012年4月まで年間平均200本近くのイベントのコーディネートをしてました。2011年11月から2012年2月まで会社の研修制度でアメリカ・シリコンバレーに長期出張。そこで「ミートアップ」というアメリカ流のコミュニティ構築の現場を体感してきました。2013年8月から2016年8月までは、現地駐在員としてアメリカ・サンフランシスコに滞在し、数多くの会社とコラボしながら、イベントやミートアップを繰り返してきました。帰国後は同様の活動をカルカルの新しい柱として継続しています。

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このブログは、そんなイベント屋の河原が、イベントや、ミートアップや、コミュニティの運営に関して、日々なんとなく思っていることを、淡々と記録していきます。

だいたい月間3〜5本程度のイベントやミートアップを帰国してからもカルカルの中や外でまわしているわけですが、リアルコミュニティづくりに関しては、自身の活動、カルカルの活性化はもちろんのこと、もっと外部に体系的に発信していかないと、という気持ちが徐々にわいてきました。

サンフランシスコから日本に帰国して、主に都内でいろんな現場見てると、イベントというものやコミュニティに関して、あれ?うーん、ちょっと誤解されているのかな?と思える場面に出会うことがあります。

例をあげると、「動員をどんどんもっと集めよう!目標は動員●百人!」みたいなイベント。はて。動員集めればイベントは成功なのでしょうか?「コミュニティづくりのためにイベントをやりましょう!」うん、確かにそうなんですけど、イベントをやれば必ずコミュニティができるかっていうと、ちょっと違くないかな?「●●ミートアップを●●ホールで開催!!」うーん。イベントとミートアップの違いを意識してこの言葉を使っているのかなあ?などなど。

このあたりをきちんと説明できて実践できるイベントオーガナイザーはもちろんいらっしゃいます。います、が、どれだけの人数いるかっていうと、けっこう身の回り見渡しても希少です。特に「実践」っていうのが難しい。頭でわかっていても、実行にそれをうつすのは、本当に難しいのです。

けど、このような自分の中のベースがきちんとありつつ、イベントづくり、コミュニティづくりが実践できるオーガナイザーが増えていってほしいし、そのためにはぼくなりの考え方をまとめて「ぼくはこう思う」って発信して、いろんな人たちと議論を深めてく必要あるのかなって思い始めて、このブログをはじめようかなと思い至りました。

特にコミュニティづくりの部分は、もっと自身にとっても深めなくちゃならない領域だし、もっと意識的に取り組もうと決意を新たにしとります。また、いろんなかたの解釈が入り混じりすぎて、なかなか真意が伝わりづらい領域でもあり、そのためにもまずは自分の考えの核を表に出していくことを始めようと思います。ぼくは「実践してカタチにしたことを踏まえてしか語れない」人間ですし、それは実践者ゆえの強みでもあります。とりあえず、細々と更新していこうと思ってますので、お時間あるときに、なんとなく読んでやってください。こういう話聞きたいってリクエストあれば、反映するかもしれないし、しないかもしれません。まあ、新年って、こういうの立ち上げるにはちょうどいいタイミングですしね。

よろしくお願いいたします。

あ、超余談ですが、いろいろ迷って結局はてなであけることにしました。自社ニフティのサービスの「ココログ」や、mediumやnoteなどにしようかとも迷ったのですが、コミュニティ活動してる方の人口考えるとやっぱりはてななのかなっていうのと、はじめてブログやったのがはてなダイアリーなので、初心に帰るという意味で、はてなブログを開けることにしました。ココログもいいブログなので、ぜひともみなさん使ってやってくださいね(PR)。