河原あずの「イベログ」

コミュニティ・アクセラレーター 河原あず(東京カルチャーカルチャー)が、イベント、ミートアップ、コミュニティ運営で日々考えることを記録してます。

コミュニティ・アクセラレーターという仕事〜「想い」を引き出して、共鳴しあう瞬間を創る。

コミュニティ・アクセラレーターは「A to Z for your community = コミュニティの全部に関わる活動」を行う仕事です。 「コミュニティ・アクセラレーター」という肩書きを名乗って、1年が経ちました。当初は、自分の活動を包括するのにいいワーディングがな…

2017年にやってきたイベントをまとめてみた!

2017年、いろいろなイベントをやってきました。 あけましておめでとうございます。今年もイベログ、および河原あずをよろしくお願いいたします。 たまに何本イベントやミートアップやってたの?とたまに聞かれるのですが、あまり数えてないのです。ただ、201…

ファシリテーターは「空気」をつくる仕事〜心地いい「場」をデザインする5つの要素。

ファシリテーターは「促進者」と訳されますが、ぼくの解釈では「場の空気をつくる人」です。 ファシリテーターとはどんな仕事ですか?と聞かれると、ぼくは「空気をつくる仕事」と答えます。もちろん、さまざまなプロセスがそこには必要ですし、重要なポイン…

「生きた弱い紐帯(つながり)」のつくりかた〜「ゆるさ」をデザインしてSerendipityを生み出そう

「ただしい-ゆるい」軸と「コミットメント大-小」軸が生きた弱いつながりづくりのキーになります 以前、記事にも書いた「弱い紐帯(ちゅうたい=以下つながり)」という言葉が、更に脚光を浴びています。特に「オープンイノベーション」の文脈で取り上げら…

「想い」を抽出し共感ベースでイベント運営ができる「エモグラフィ」活用のススメ。

エモグラフィ(感情表現記法)を使うことで、共感ベースのイベントやコミュニティ運営ができるようになります。 前回のブログ記事で「イベントをやるのに一番大事なのは「想い」」という話をしました。とても反響があったのですが、実際のところ「想い」なん…

イベントを成功させるのに必要なたった1つのこと~「想い」を見つめ「ミッション」を定義しよう!!

「お金の守り方を伝えたい!」というクライアントの想いから「お金ナイト」は生まれました。(写真はむねさだブログより引用) この1ヶ月半あまり、たくさんの方に会い、いろいろなイベントのアイデアを交換し、実際にイベントを開催してきました。その中で…

「鬼十則」の時代から「利休七則」の時代へ。〜茶の教えが伝える場づくり7つのポイント。

千利休が茶道の教えとして残した「利休七則」に、これからの時代の働き方の大きなヒントが隠されています。伊藤園さんと開催している「茶ッカソン」で毎回、来場された方に伝える、グループワークを円滑に進めるための「7つのポイント」があります。それが「…

「マルサン・コミュニティの法則」でコミュニティづくりはうまく行く!〜コミュニティ構築3つのポイント

「マルサン・コミュニティの法則」は、円滑なコミュニティ構築の肝になる大事な概念です。 「ファンコミュニティづくりをしよう!」と決意し、イベントを開催する企業さんが増えています。ハッカソン、アイデアソン、ワークショップ、試食会、試飲会などなど…

アイデアソン進化論。〜つながりをつくり育てる「プロモソン」のススメ。

座禅ではじまる「茶ッカソン」。そこに、新しいアイデアソン進化形の、ヒントがありました。 ちょうど昨日(2017/2/4)から高知県高知市で「アイデアソンサミット2017」というイベントが開催されています。ぼくも誘われたものの所用で行けなかったのですが、…

イベントで世界を変えられるたった1つの理由〜「弱い紐帯」に着目せよ!

ニフティが運営するイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」のイベントにて。ニフティの三竹社長を中心に、ヤフー、リクルート、NTT、シャープ、ソニーなどの新規事業に関わる人たちが満面の笑みでカルチャーカルチャーのシャツを着て混じり合っ…

「自称・ミートアップ」はもうやめよう!〜アメリカで感じたミートアップコミュニティに必要な3つの要素。

2011年にはじめてニューヨークのミートアップ社を訪問しCEOのスコット・ハイファマン氏を取材しました。これは2016年の7月に再会したときの写真です。スコットさんは、とても熱い、強い理想を持った起業家です。「ミートアップ」という言葉を聞いたこともあ…

イベントはタイトルが9割!〜企画を当てたければ "名付け"に命を懸けろ!

いいネーミングが浮かぶといいイベントのイメージが一気に出来上がる。「茶ッカソン」はまさにその好例と言えます。 前回の記事で「イベントは司会が9割」と書いておきながら、舌の根の乾かぬうちに断言します。「イベントはタイトルが9割です!」まあ、足す…

イベントは司会が9割!〜カルカルで学んだイベントを成功に導く3つの司会術

普通のイベントプロデューサーには一般的ではないのかもしれませんが、東京カルチャーカルチャーでは、すべてのプロデューサーが、多くのイベントで司会進行も行います。イベントを盛り上げるための要素はたくさんありますが、その中でも重要なピースは「司…

Wordに広がる宇宙〜「立体化」できるイベント企画書をつくる

1/18に開催される500Startups with NIFTY presents「Co-Foundersナイト」の実際の企画書です。イベントづくりは「企画書づくり」からはじまります。クライアントさんとお仕事をはじめて、ブレストのミーティングも盛り上がり「企画書お待ちしてます!」と締…

「もっと動員を集めるありき」のイベントはもうやめよう〜「精度」と「満足度」を考える

茶ッカソンの様子(伊藤園さん撮影)あるクライアントさんと商談をしていたときの話です。ぼくは、企業さんや自治体さんと一緒に「アイデアソン」と呼ばれるイベントをやることが多いのです。その代表格が、伊藤園さんとのコラボレーションとして、シリコン…

河原あずのイベントブログ=「イベログ」はじめます。

河原あずといいます。ニフティが渋谷で運営するイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー(カルカル)」を拠点にイベント屋をしてます。2008年4月から2012年4月まで年間平均200本近くのイベントのコーディネートをしてました。2011年11月から2012年…